かつて日本には「一億総中流」という言葉があった。
みんなと同じことをしていれば、それなりに豊かになれた時代。右に倣えで正解があった時代。でも今、その時代は終わってる。
正解を待っていても、誰も教えてくれない
学校は投資を教えなかった。会社は家計の作り方を教えない。銀行は自分たちの利益になる商品を勧める。
自分のお金を守り、増やすための知識を、誰かが親切に教えてくれる時代は終わった。
今は自分で勉強して、自分で判断して、自分で動いた人だけが豊かになれる時代。これは厳しい話でもあるけど、裏を返せば誰にでもチャンスがある時代でもあるってこと。
知っているのに動かない、の正体
NISAがいいと知っている。でも口座を開いていない。
インデックス投資がいいと聞いた。でも何を買えばいいかわからないまま1年が過ぎた。
この「知っているのに動かない」状態の正体は何か。
ほとんどの場合、完璧な準備を待っているからだ。もっと勉強してから。余裕ができてから。タイミングを見てから。でもその「から」は永遠に来ない。
私が半年動けなかった話
私自身、300冊読んで頭では理解していたのに、最初の入金まで半年以上かかった。
損したらどうしよう。タイミングが悪かったらどうしよう。もっといい方法があるんじゃないか。
でも今振り返ると、あの半年は純粋に機会損失だった。動き出してしまえば、怖かったことのほとんどは怖くなかった。
行動してからわかることが、準備中にわかることより多い。
主導権を自分に取り戻す
お金の主導権を誰かに預けたまま生きていると、いざというときに自分で動けない。
夫に任せている。銀行に任せている。なんとなく貯金している。これは主導権を放棄した状態。
自分で判断できる知識を持ち、自分で動ける仕組みを作る。それが今の時代に豊かに生きるための、唯一の方法だと思っている。
準備より、今日の一歩が価値を持つ
完璧な計画より、不完全でも動き出した一歩の方が価値がある。
月1,000円でもいい。まず口座を開くだけでもいい。小さく動き始めた人と、まだ準備中の人との差は、5年後に大きく開いている。
あなたが実行しなければ、誰もあなたを豊かにはしてくれない。でも動き始めれば、お金が代わりに動いてくれる。
私が一日中寝ていたとしても、経済は動いているから。
実際に、失業した人が、お金に働いていてもらったおかげで失業の1〜2年を乗り越えられて、しかも2度目の失業も持ち堪えた。それを本にできるくらい、お金に働いてもらうって大切なことなんだよね。
自営業の人は失業保険の代わりにしてもいい。若い頃からかけておけば、妊娠出産のタイミングでも使える。
そこそこお金持ちのお嬢さんが病気休職をしたとき「貯金しておいてよかった」と言っていた。
根っからのお金持ちではなく、比較的裕福な家に育つとお金が足りないわけではないから「お金に働いてもらう」って意外と見落としていることが多いみたい。
不足を感じたら、今がチャンスと思って価値ある一歩を踏み出そう。
次回予告
次の記事では、「消費しかしていない人と、投資している人の決定的な違い」という話をする。お金の使い方が、10年後の景色を変える。

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