貯金10%ルール、アメリカの平均から考える家計の作り方

「貯金しなきゃ」と思いながら、毎月使い切ってしまう。

その原因は意志の弱さじゃない。順番が逆なだけって気がついた。

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アメリカの貯蓄率は約10%

アメリカの個人貯蓄率は平均およそ10%と言われている。収入の10%を貯蓄に回すのが、ひとつの目安だ。

日本は社会保障が手厚い分、アメリカより貯蓄率が低くても生活が成り立つ面がある。でも裏を返すと、「なんとかなる」と思って後回しにしやすい構造でもある。

10%という数字は絶対ではない。ただ、収入の何%を未来に回しているかを意識したことがない人には、まず指針として持っておく価値がある。

残ったら貯金、は機能しない

毎月使った後に残ったお金を貯金しようとすると、ほぼ残らない。これは意志の問題ではなく、仕組みの問題だ。

お金は使える状態にあると使われる。人間の本能として、目の前にある選択肢にお金は流れていく。

正しい順番はこうだ。収入が入ったら先に10%を別の場所に移す。残ったお金で生活する。これだけで家計の構造が変わる。

「別の場所」をどこにするか

先取りしたお金を銀行の別口座に入れるだけでは、物価上昇に負ける。前の記事で書いた通り、銀行に寝かせているお金は実質的に目減りしていく。

先取りしたお金の置き場所として、新NISAの積立投資が現実的な選択肢になる。毎月自動で引き落とされる設定にしておけば、意志に関係なく仕組みが動く。

月5,000円でも、月1万円でも、始める金額より始める習慣の方が大事だ。

家計管理は楽しくなる

節約に意識が向いていると、家計管理はずっと苦しいままだ。何を削るかを考え続けるのは消耗する。

でも月に一度、家中の残高を合計して先月より増えているかどうかを確認するだけにする。増えていたら、それでいい。増えていなければ、先取りの額を少し増やすことを考える。

管理の目的を「削ること」から「増えているかを確認すること」に変えると、家計を見るのが苦でなくなる。

次回予告

次の記事では、「マネー偏差値という考え方」という話をする。お金の知識は学校では教えてくれなかった。でも今からでも上げられる。

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この記事を書いた人

27歳で結婚、30代で離婚。体外受精、特別養子縁組、DINKsの模索を経て、40代で3児の母に。婚活カウンセラー/3つの結婚相談所を運営。6人家族で猫の額ほどの家に暮らしています。

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