NISAの口座を開いた。積み立ての設定もした。
それだけで安心していないだろうか?
口座を開くことはスタートラインに立っただけ。投資先とルールを間違えなければ手堅い。間違えると、せっかくの非課税枠が無駄になる。
NISAで負ける人のパターン
NISAで思ったように増えない人には、共通のパターンがある。
① 手数料の高い商品を選んでいる
銀行窓口や証券会社で勧められた商品は、手数料が高いことが多い。年間1〜2%の手数料の差が、20年後には数百万円の差になる。
→低コスト商品の選び方
② 値動きに反応して売ってしまう
相場が下がったときに怖くなって売る。これがNISAで損をする最大の原因だ。下がったときこそ安く買えるタイミングなのに、逆の行動をしてしまう。
NISAについてしっかりと事前の学習をしておくことが肝心なのは、そういう理由がある。
③ 分散できていない
一つの国、一つのセクターに集中していると、そこが下がったときのダメージが大きい。広く分散することでリスクを下げる。
これ、日本の文献を見るとほとんどが、とある分散方式なんだけど、分散の戦略もひとつではないし、投資が専業でない人のための戦略はまた違うと考え、それを実践した結果、資産がどんどん膨らんでいってる。
だから負け戦にならないように、しっかり勉強するといい。
勝ち戦にする3つのルール
私が実践しているルールをシンプルに言うと3つだ。
① 低コストのインデックスファンドを選ぶ
信託報酬が年0.1%以下のものを選ぶ。これだけでコストの問題はほぼ解決する。
② 値動きを見ない日を作る
毎日チャートを見ると感情が動く。感情が動くと判断がブレる。週1回、または月1回の確認で十分だ。
とはいえ、私は最初毎日見ていた。見てしまう。だけど負ける人のパターンにならないよう、徹底した。今では毎月見るかどうか。忙しいと数ヶ月放ってある。でもお金が増えている自信がある。だからこそ、投資が専業じゃない人にとって、すごく価値のある方法だと思う。
③ 下がったときに追加する発想を持つ
相場が下がったときは、安くなったセールだと考える。同じ金額でより多く買えるチャンスだ。この発想を持てると、暴落が怖くなくなる。
NISAは長く持つほど有利になる
新NISAの非課税期間は無期限だ。つまり、長く持てば持つほど複利と非課税の恩恵が積み上がる。
10年・20年と時間をかけることで、短期の値動きのノイズが消えていく。長期で見ると、世界経済は右肩上がりを続けてきた。その流れに乗るだけでいい。
ご両親に入金力があった人へ
実家がそれなりに裕福で、お金に困らず育った人ほど、資産運用を後回しにしやすい。「なんとかなる」という感覚が染み付いているからだ。
でも、親の資産と自分の資産は別物だ。自分で仕組みを作らなければ、自分のお金は増えない。今持っている安心感を、自分の資産で作り直す必要がある。
私も親や親戚の資産はまったくアテにしていない。もちろんあれば相続するけれど、あるものと思って暮らしてはいない。棚ぼたものとして認識している。
ただし、アテにはしないものの、親の資産状況というのは把握しておく必要があるなと今は感じている。何も相続はお金がある相続に限らないから。マイナスの相続もある。だから、そうならないためにも複数の目で、世代を超えた目で確認しておくことは必要なんじゃないかと思う。
それに、まだ親世代が現役だとか、思ったよりも現金があるような場合は、親にもNISAについて知ってもらうといい。
次回予告
次の記事では、「お金に働いてもらうとはどういうことか」という話をする。不労所得という言葉の本当の意味を整理したい。

コメント
コメント一覧 (4件)
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