今日、神社の横で、知らない人から海苔をもらった。そんな、ちょっと不思議な出来事があった。実はこういうこと、最近よくある。今日は、そのお話をしたいと思う。
目次
神社の横で、海苔をもらった日
息子と二人、神社の横でお昼ご飯を食べていたときのこと。近くにきた女性が、声をかけてくれた。
子どもをとても可愛く思ってくれている様子が伝わってくる方で、天気のことから始まって、きょうだいのことや、これまでの仕事なんかの話をしているうちに、その人が言った。
「お友達に会えなかったから、渡そうと思っていた海苔がまだあるの。よかったらどうぞ」って。ちょっとしたことだけど、うれしかった。知らない人からの、思いがけない優しさだった。
母に言われて、気づいたこと
家に帰って、その話を母にした。すると母が言った。「あなた、この間も同じようなことあったよね」って。そう言われて、思い出した。あの日は池袋で、娘と二人でいるときだった。年上の女性が、娘に話しかけてくれた。
いろんな質問を娘にしてくれる。パリッとした格好しているけど、なんの仕事している人なのかな?と不思議だったが高知県から出てきてお友達と「池袋でね」と待ち合わせたはいいけど「相手のスマホが電池切れみたいで池袋のどこで待っていればいいのかわからなくて…」と言って芸術劇場わきの椅子に腰掛けたところだったそう。
今日は日本橋、あの日は池袋。場所は違うのに、同じようなことが起きていた。
子どもが、知らない人との縁をつくってくれる
子どもと一緒にいると、知らない人が声をかけてくれることが多い。子どもって、それだけで人と人をつなぐ力があるのかもしれない。ハブ、みたいな。子どもがいなかったら、きっと出会わなかった人たち。そう思うと、なんだか不思議な気持ちになる。
一人旅のほうが、仲良くなれると思っていた
これまで私は、一人旅のほうが地元の人と仲良くなれると思っていた。身軽だし、話しかけやすいから。でも、それを上回るものが、子どもと一緒にいることなのかもしれない。交通も便利になって、いろんな場所へ気軽に行けるようになった。でも都会だと、なんとなく話しかけにくい空気もある。
隙があるから、出会える
そこへきて、多分私には「隙」があるんだと思う。子どもといると、隙ができる。その隙が、知らない人との出会いをつくってくれているのかもしれない。完璧に見えないこと、少し頼りなさそうに見えること。それが、誰かの優しさを引き寄せているのかもしれない。
海苔ひとつから、こんなことを考えた。子どもと一緒だと、思いがけない出会いがある。隙があるって、悪いことじゃないんだなって、改めて思った日だった。

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