「定期預金に入れておけば安心」って、思ってた時期があった。
でも今は、あの頃の自分に教えてあげたいことがある。
手堅いのは本当。でも、それだけじゃ足りなかったって。
目次
- 定期預金は「安全」だけど「増えない」
- 誰も教えてくれなかったのは、当たり前だった
- 「早期リタイアの外国人」の話が、妙に刺さった
- NISAは「難しいもの」じゃなくて「道具」だった
- 「知らなかった」は過去にできる
定期預金は「安全」だけど「増えない」
定期預金のメリットは、元本が保証されていること。
預けたお金が減らない、という安心感はたしかにある。
でも、リスクがないってことは、リターンもないってこと。
銀行の定期預金の金利は、今でも年0.02〜0.3%前後がほとんど。
100万円を1年預けても、増える額は数百円〜数千円程度。
わたしはずっと「安全に預けてる=賢い」と思ってた。
でも実は、「増える見込みをほぼゼロにしている」という選択でもあった。
それに気づいたのは、自分からお金の知識を取りに行ったとき。
誰も教えてくれなかったのは、当たり前だった
学校でお金の授業はほとんどない。
親もそこまで詳しくない。
だから「定期預金に入れる=ちゃんとしてる」という感覚が自然と育つ。
でも、わたしが大人になってから知ったのは、
「誰かが教えてくれるのを待っていたら、知らないまま終わる」ということ。
お金の話って、なんとなく聞きにくい空気があるから、なおさら。
友達の中には、ネット銀行を使いながらも「NISAはよくわからなくて」という人もいる。
知らないことは恥ずかしくない。でも、知ろうとしないままでいるのはもったいないと思ってる。
「早期リタイアの外国人」の話が、妙に刺さった
ずっと不思議だったことがある。
元夫と知り合ってから私は東南アジアを中心に、海外旅行に行くことが増えた。そこで不思議なことに気がついた。
なぜ海外には、欧米系の50代〜60代の外国人が飲んだくれたりして遊んで暮らしているのか。
仕事をやめて、旅して暮らしている人がいるのか。
「親がお金持ちなんだろうなあ」と思ってた。
でも今はわかる。
若いうちから、時間を味方にして投資をしていたから。
投資って聞くと「怖い」「難しい」「失敗したら終わり」というイメージがあるよね。私もあった。
でも長期・分散・積立という形の投資は、ギャンブルとは全然ちがう。
時間が長ければ長いほど、複利の力が働く。だから若いうちに始めるほど有利なんだって。
NISAは「難しいもの」じゃなくて「道具」だった
2024年から新しくなったNISA。
つみたて投資枠なら、毎月少額から始められる。
しかも運用益が非課税。つまり、増えた分に税金がかからない。
わたしが最初に感じたのは「え、こんなに使いやすくなってたの?」という驚き。
これまでのNISAは大きく2つに分かれていて、5年ものか20年もの。始める前にまずここで悩む設計だった。
それが統一されて、しかも期限が撤廃された!時間を味方につけられる!
そして、仕組みを理解してしまえば、ただの「非課税で積み立てられる口座」だってわかっちゃう。
もちろん、投資だから元本割れのリスクはある。
でも、「何もしないリスク」も同じくらいあると今は思ってる。
物価が上がっていく中で、お金の価値は黙ってても下がっていくから。
かつては100円マックだってあったのに、今はどう?これが物価が上がっている現実だよ。
この先も上がり続けるとしたら?それに比べて収入の伸びが追いつかないとしたら?
定期預金に預けた100万円の利息では、もはや相対的な価値は1年後には下がっているのではないだろうか。
「知らなかった」は過去にできる
定期預金を全否定したいわけじゃない。
緊急用の貯金を守る場所として、定期預金は今もわたしの選択肢のひとつ。
大切なのは、選択肢を知った上で選ぶこと。
「なんとなく安心だから」という理由だけで選んでいた過去のわたしと、
仕組みを理解した上で選べる今のわたしは、同じ行動をしていても全然ちがう。
知ることで、お金との向き合い方が変わった。
猫の額で6人暮らしのわが家にとって、お金の話は切実でもあり、楽しくもある。
ちょっとずつ、自分のペースで。
「知らなかった」は、今日から過去にできる。
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