新しいことを始めると、なぜか壁が続くことがあります。
進めようとするたびに、何かが止まる。
「これは、やめたほうがいいサインかな」。
そう思った日のことを書きます。
同じように立ち止まっている人に、届けばいいなと思います。
「見放されているのかも」と思った日
新しい事業に着手していました。ところが、あの手この手で壁がはばむのです。
手を引いたほうがいいよ、という神様からのお告げかな。
こんなに前に進めないなんて、見放されているのかな。
チームだと聞いていたのに、仲間がいない気がする。みんな冷たいな。
そんな気持ちまで、顔を出してきました。
頭では、ただの出来事だとわかっているつもりでした。
でも、気持ちは別です。
うまくいかない日が重なると、どうしても「やっぱり向いていないのかな」と考えてしまう。
そんな自分に、少し疲れてしまう日もありました。
「次へ」が押せなかった夜
仕事を進めるためのツールを、買おうとしていました。
ところが、何度やっても「次へ」のボタンが動かないのです。
ブラウザのせいかと思って、SafariからChromeに変えました。データ容量も軽くしました。日付を変えて、何度も試しました。それでもだめで、ついにお問い合わせまで送りました。
ここまでやって進めないなら、やっぱり向いていないのかも。
マイナスな考えが、どんどんふくらんでいきました。
前にもあった、同じ感覚
ふり返ると、別の仕事をしていたときも似たことがありました。
パソコンの調子が悪くなったり、アプリがうまく動かなかったり。
そのときも、この仕事とは相性が悪いのかなと思いました。
でも、続けてみたら、決してそんなことはなかったのです。
ただの出来事が、たまたま重なっただけでした。
人は、起きたことの「証拠」を集めたがるそうです。
放っておくと、自然とマイナスに考えてしまうとも言われています。
危険に気づくための本能だから、それは自然なことなのだとか。
ホメオスタシスという働き
決め手になったのが、ホメオスタシスです。今のままの状態を保とうとする働きのことです。
環境を変えると、元の場所に戻そうとして、「ここは合っていないかもしれない」という証拠を集め始める。
そんな説明を聞いて、腑に落ちました。今回も、これだったのかもしれません。
だからこそ、ワクワクが大切なんだと思います。
気持ちが上がっていれば、マイナスな考えに負けにくい。
新しい場所にも、進んでいけます。
やりたいことが「できる」に変わっていく楽しさは、個人事業主としてアイデアを試している日々の中でも、あらためて感じていることです。
もう一度だけ、やってみたら
お問い合わせを送ったあとで、思いました。
もう一度だけやってみよう。
これでだめなら、今日はもう寝よう。明日、回答が来たら解決するから。
そうしたら、できたのです。
「なんだ、できるんじゃん」
ひと山越えた達成感で、気持ちが清々しくなりました。
次もできそう。きっと何とかなる。
そう思えたので、この先も進んでいくことに決めました。
もし今、同じように足が止まっているなら、今日はもう一度だけ、小さく試してみて。
それでもだめなら、寝てしまっていいのです。
明日の自分が、案外あっさり進めてくれるかもしれません。
壁が続くと、意味を探したくなります。でも、それはただの出来事かもしれません。
正解が見えなくても、まず動いてみることで、道が開けることもあります。
それに、うまくいかない時こそ、困難が種になった日を思い出したいのです。
やめるかどうかは、気持ちが落ち着いてから、自分の声を聞いて決めても遅くありません。
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